手の形の整え方①幼児

前回、手の形を整える大切さについてお話させていただきました。

今回はどのようにして整えるのかについてお伝えしたいと思います。

まずは幼児の場合ですが、幼児は手が小さいため鍵盤に手を置いて開くことがやっとだと思います。

良い形にしたくてもド~ソに手を置くとどうしても丸くならずに指がのびてしまいます。

これは手が小さいのでやむを得ないことですので、最初はグーの形からゆるめる(広げていく)練習をします。

最初はドを弾く練習ばかりで1の指を使うテキストが多いと思います。

1の指だけで弾くことも意外と難しくて他の指にも力が入ってしまいます。

1の指のどこで弾くかに気を使うと全体の手の形を整えるのにも役に立ちます。

幼児ですと1の指の全体を使ってしまいやすいので、指先の爪の左側で弾くことを意識しましょう。

あくまでも指先で!

その時に手を出来るだけ丸くして弾きましょう。

集中力の無い幼児の場合は椅子に座るのもやっとということもあります。

その場合は無理をさせずに慣れるまで見守りたいですね。

 

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