3月のリサイタルの後からいろいろと多忙だったためブログ更新が出来ずに日々が過ぎてしまいました💦
3月17日に水戸芸術館コンサートホールATMで行ったピアノトリオコンサートですが、お陰様でたくさんのお客様にご来場いただき無事に終えることが出来ました。今回も盲導犬を連れた方がお越しいただき、パートナーのワンちゃんに窮屈な思いをかけてしまいましたが、長時間にもかかわらず椅子の下でじっと過ごして眠っていたとのご報告を受けて安心いたしました。
今回の曲目はウイーンを代表する作曲家のモーツアルトとシューベルトの作品を中心に取り上げました。モーツアルトから良く知られている「セレナード(アイネ・クライネ・ナハトムジーク)」「ディヴェルティメントニ長調」「ピアノトリオホ長調」を シューベルトは「ピアノトリオ第2番」を演奏いたしました。前半は良く知られている曲もあったことと曲の長さなどの点でも聴きやすかったのではと思いますが、後半のシューベルトが一曲で40分かかりましたので、お聴きいただくのに少し重かったのではと反省いたしました。曲自体はロマン派の作曲家でありながら、古典的な要素もたくさん含んでいる曲で、様式の面でも充実し聴きごたえのある曲です。演奏者にとりましても弾きにくい部分が結構ありますが、一曲を通したときの充実感の感じられる素晴らしい曲だと思っています。
アンコールにもウイーンにちなんだ作曲家のクライスラーから「ウイーン風行進曲」とシジンスキー「ウイーンわが夢の街」を選曲いたしました。両曲ともにとても洒落た曲で大変に好評でした。
選曲については毎回悩むところですがリラックスして聞いていただけるように心がけたいと思っています!